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布に印刷する方法

noteで有料公開しています 途中まで無料でご覧いただけます

自己紹介と初めに

私は刺繍でイラストを描いたり、刺繍をお教えしたりしています。
10年以上、色々なマテリアルを試したり、刺繍周りについて試行錯誤してきた中でたどり着いた、布に印刷する方法を以下にて有料公開いたします。

人によっては制約がある使い方かもしれませんが、私にとっては本当にブレークスルーでしたし、図案写しのストレスが減って5年以上活用しています。レッスン用の図案写しや、ブローチなどの小物に使いやすいと思います。人によりますが、初期費用はプリンター代の約10,000円くらいが1番大きくて、あとインクと紙かな。

記事をご購入の前に、以下全ての文章をよくお読みください。

*あくまでも私の方法を「公開」というスタンスなので、「お教えする」わけではありません。大変申し訳ありませんが、基本的には個々のご質問にはお答えできません。ご自身の手で遊びながら調整してベストな使い方を見つけてください。
(理由も以下に書いています。)

*大量に必要な場合は外注したく、リアルファブリックさんに何回かお願いしました。くすんだ生成色のコットンリネンは刺しやすいのでおすすめ。
他にも色々な布の種類があります。

【まずは無料部分では私の印刷の環境をご説明します】

アイテム毎の詳細は本編でご説明しますが、大事な事前情報なので最後までお読みください。

1. 印刷用のデータ
印刷範囲は約14x29cm程度なので、多少のずれなどが起きることも考慮して一回り以上小さい方がいいです。私は刺繍枠(直径15センチ以内)に収まるデータしか印刷していません。

カラーOK、線画向き、ベタ塗りは小さいサイズで。
この記事のトップ画像の線画などは特に向いています。

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(線画例:円の直径は4cmほど)

でも細かい線や写真は、布目のために、潰れたりぼんやりしたりしますので完全再現は不可。布目や線の太さによって独特な風合いは出たりします。

また、一面にベタ塗りは出来なくはないけれど、色むらの恐れやインク大量消費になります。私はベタ塗りの際は不必要に濃い色は避けて、できるだけ小さい範囲に収まるように工夫しています。

ベタ塗り例:左は印刷後に刺繍を追加 右は元データ (写真は実物より黄色みが強く見えます。 印刷の色は背景の布の色にも左右されるのでカラーの場合は白がいい)

*この記事では印刷データの作り方は含みません。私はデータはiPad とAppleペンシル、お絵描きソフトのProcreateで描いて制作しています。

2. パソコン
パソコンからデータを印刷しています。
私はPhotoshopを使用してレイアウトしています。
3. A4プリンター(1万円程度) 
A3プリンターも持っていますが、種類も含めて後でご説明します。

4. 薄めの色の布

種類:

薄めのコットンがおすすめ。ホビーラホビーレのスラブコットンが好きです。ローンは薄すぎますし、厚い、目の粗い生地は向きません。
シルクオーガンジーはずれやすいけど可。

サイズ:

使用できる布のサイズはA4より一回り小さいサイズまで。
丸い刺繍枠だと15センチくらいまでですね。

色:
薄い色。カラーなら布の色に左右されるので基本は白。(下記写真の布がスラブコットン)

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5) 印刷用紙

6) アイロン

7) その他(文房具など)

以上ですが、人によっては不要なものもあると思います。
例えば、すでに印刷したいもののデータ(画像)がある場合はお絵描きのためのタブレット(iPad)は不要ですし、タブレットから印刷するのであればパソコンは不要です。

なお、私が使用しているプリンタはスマホからも印刷できるそうですが、私はやったことがありませんので、気になる方は売り場の方にご購入前に詳細ご確認ください。

【ここからは記事をご購入される前の注意点となります】

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記事をご購入される前に、以上全ての文章をよく読んだ上でご了承ください!ご購入され方はご了承いただいたものとみなします。

 

なお、様々なサイズや色の図案を印刷しているため、コストに関しては計算していませんし、他のやり方の方が利点が多いこともあるかもしれません。

私もサイズ、布、色によっては、従来の図案写しを使用しています。

 

ただ5年以上使用していて、私はかなりのストレスが減り、技術上のブレークスルーがありました。皆様の図案写しの苦労から少しでも解放されることを願っております。

有料部分の目次は以下の通り:

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無料部分は以上となります。

続きはnoteにてご購入いただけます。